製造業・工場へ転職してから半年ほど経過しました。
前職は飲食業で働いていため、ギャップがあって刺激だらけの毎日です。
雑記になりますが、私が率直に感じたことを綴っていきたいと思います。
安全に対する意識がめちゃくちゃ高い
無事故を目指しているだけあって、会社全体で安全に対する意識がとても高いです。
具体的に、常にヘルメット着用、指差呼称、朝礼、他工場事故の共有、作業目のKY、定期的にヒヤリハットや安全会議、避難訓練など。私の職場は、過酷な現場ではないですが、それでも目に入ったら確実に失明するような危険物薬品や、機械の挟まれ、巻き込まれ、高所作業など危険箇所はかなり多いです。また、事故事例も深刻なものばかりで個人個人の意識がめちゃくちゃに高いです。「〜ヨシ!」ってみんな言います。
工場ラインがよく止まる・トラブルが多い
工場の規模にもよるかとは思いますが、私が所属している会社の工場は広大でそれ故に取り扱う機器、機械も膨大です。
また、製造において機械1つ1つが作業工程上繋がっているため、1つの機械が故障や動作不良を起こすだけで、工場の製造ラインは簡単に停止してしまいます。トラブルは数分規模のものから半日規模のものまで様々。ただ、物を作るだけが仕事ではないんだなと身を持って実感しました。
設備投資費用がすごい
飲食業で働いていた頃は、新しいPCや調理機器など数百万の投資案件などはなかなか通らず、多少の不具合などがあろうと何十年も同じものを無理して使うような職場でした。IT化もかなり遅れてましたね。一方の今の製造業では、何百万する機会設備、何十万もする部品の発注や仕事で使える工具、電化製品など申請すればかなりお金を出してくれます。また一部の仕事は社外企業にお願いをするアウトソーシングを取っています。やはり安定した利益が出る分、設備投資もしっかりしているんだと驚きました。
改善(カイゼン)活動が盛んである
少しでも、おかしい、やりづらい、分かりづらい、もったいない、無駄、汚いなどのことがあればすぐに改善行為をします。特にすごいのが、この行為を全社員全員が確実に実施するということです。これには驚きました。私も入ったばかりですぐに改善書を提出しました。毎月改善のノルマがあるのですが、全員確実に取り組んでいます。凄い改善をした人は本社から表彰されたりしてます。この人任せにしない、個人個人が考える行為は今の社会において強い武器となると感じました。
良くも悪くも時間にルーズ
時間にルーズと言われると聞こえは悪いですが、製造計画に伴う通常業務は確実に規定通り実施されています。
計画以外、突発的なトラブル、残業、勉強会など時間外の仕事は増えたりしますが、そこに関してはしっかり給料が支払われます。飲食時代は、とにかく人件費、人件費と、時間外でだらだら仕事をしたりするのはかなり煙たがれました。新メニューの仕事や試作、勉強なんてまずなかったです。個人的に仕事の勉強する時間もしっかり給料が出るというのは大きいです。
各自でお弁当を持参
今まではまかない料理を一日に1−2回食べる生活を送っていたので、急にお昼はお弁当と言われてテンパりました。会社内にも食堂はありますが、職場の敷地が広いと食堂まで行くのが結構めんどくさかったりします。なので休憩所ですぐ食べれるお弁当というわけです。私の部署は男性が多く、奥さんのお弁当かもしくはカップラーメン系を食べる人が多いですね。