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【人を呪わば穴二つ】The Last of Us Part II をクリアした感想

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賛否両論で評価が分かれているThe Last of Us Part II ようやくクリアしました!

去年の発売日に購入してからかなり放置気味でした。

個人的には満足できた作品だったのですが、子供や友人などへオススメはできない作品となっています。

今回は「The Last of Us Part II」の感想を書いていきたいと思います。

注意ポイント The Last of Us Part II
・前作「The Last of Us 」をプレイしていないと話しが理解できない
・グロテスク、ホラー、セクシュアル表現あり
以上の理由により、万人受けな作品ではありません。

オススメ度
ストーリー・構成
難しい
分かりやすい
感動レベル
泣けない
泣ける
スペクタクル
地味
派手
映像・音楽
低い
高い
性別
女性向け
男性向け
年齢
若者向け
10代
20代
30代
40代
50代〜
大人向け
目次

プレイした人に共感|秀逸な批判コメントが多い

レビューが大荒れの理由はよく分かります。私はどちらかというとThe Last of Us Part IIの物語は肯定的に捉えています。

  • ドラクエVに例えると主人公の父パパスが死んだ人、問答無用で悪役ゲマを操作させられるゲーム
  • エリーは復讐の対象者以外を皆殺しにした
  • 「悪魔のゲーム」「復讐は何も生まない」

The Last of Us の思い出

前作発売時は大学生でした。Naughty Dog(ノーティードッグ)が作っているとの事でアンチャーテッド系かな〜と期待していました。ゾンビだらけの崩壊した世界で共に生き抜き、最後の方は主人公のジョエルもエリーも愛着が湧き大好きになっていました。すっかりThe Last of Us に魅了されてしまった私は迷わずThe Last of Us Part2も購入しました。7年間待ち遠しかったですね。

The Last of Us
The Last of Us Part II
  • 発売;2013年6月20日
  • 機器;PS3・PS4
  • 製作;Naughty Dog(ノーティードッグ)
  • 発売;2020年6月20日
  • 機器;PS4・PS5
  • 製作;Naughty Dog(ノーティードッグ)

前作ファンを裏切る展開!|前作主人公ジョエルが殺される・・・

テンションだだ下がりです。嘘だろ。。。と。悪夢であってくれと願いましたが、現実でした。The Last of Us Part IIのレビューが大荒れした原因の一番の理由はこれです。

叶わぬ夢|ジョエルとエリーが楽しいそうにしているシーンをもっと見たかった

自分も含めて多くの人が、 The Last of Us の良いところ、好きなところって言ったら、ジョエルとエリーの絡みだと思うんですよね。そんなシーンを 老けたジョエルと大人になったエリー。Part2にも期待していたわけです。Naughty Dog(ノーティードッグ)にはやられました。

復讐の物語の始まり|プレイヤーにとっては苦しくて辛い

エリーは復讐のためにシアトルに向かい3日間に渡って、アビーを探しながらアビーの仲間たちを殺し続けます。感染者を殺すならまだしも、この世界の生き残った人間を殺すわけです。行く先々の目的は殺し、復讐。苦行以外の何事でもありません。ノラを惨殺したあたりで私の心も折れ、ここで約半年ほどプレイを中断してしまいました。先へ進めるには精神力が入りそうです。

アビー登場|進撃の巨人を彷彿させるような敵側のストーリー

まさか主人公がここでエリーからアビーへチェンジするとは思いませんでした。このアビーの話はすぐ終わるかと思いきや、エリーの前半パート以上に長いです。ここでアビーの話しを入れてきたのはNaughty Dog(ノーティードッグ)の作戦みたいです。このアビー編に共感できるかが物語を理解できるかのポイントになりそうです。

アビーの過去や恋愛事情

アビーの第一印象はジョエルを殺した張本人です。しかし、蓋を開けてみればエリーと大差ないような普通の乙女チックな女の子だったことが分かります。お父さんっこ、彼氏もいて、と。衝撃的なことはアビーの父親が前作のラストにエリーを手術しようした医者でありジョエルが殺したということ。だからこんなにもジョエルを憎んでいたわけです。消えない復讐心に愛想を尽かしたオーウェンはアビーの元を離れて別の女性のもとへと行ってしまいます。アビーは愛よりも復讐を優先していたわけです。

復讐後のアビーの冒険

ジョエルへの復讐が終わったアビー。アビーはウルフという組織に所属しており、ウルフの仕事に追われています。そんな時、元彼のオーウェンに仲間殺害の容疑がかけられてことをきっかけにアビーの物語が急展開いしていきます。敵対していたセラファイト(スカー)組織に殺されそうになるも、セラファイトから脱走したレブに命を救われます。負傷したレブの姉を救うため、高層ビルを綱渡りしたり、抜けたウルフへ戻る危険を冒したり、島へ戻ったレブを救出しに行ったりします。

ここまでアビーをプレイして分かることは、アビーが良い人であるということ。

どんでん返し|ラスボスは主人公「エリー」!?

The Last of Us の主人公って、ジョエルまたはエリーだと前作からプレイしている人には植え付けられているわけです。そんな主人公がラスボスとして、倒せねばならぬ敵として、目の前に立ちはだかるわけです。自分は一体何をしているのだろう?と頭が混乱します。

そしてここで気づくんですよ。エリーって悪いやつになってしまったんだと。Naughty Dog(ノーティードッグ)のこのシナリオ展開は秀逸と思いました。前半エリーを操作すればするほどエリーの手は赤く染まり復讐の化身が出来上がっていきます。そんな悪魔のようなエリーとは対照的に、一方のアビーは組織のため、人のため、仲間のために行動を起こす。こんなアビーは正義のヒーローに見えてきます。

ただ、両者ともどんな大義名分があれど人殺しな畜生なわけで、背中に各々の大義名分・正義を背負って行いに対して正当化しているのかもしれませんが、それは正義ではないという事を忘れてはいけない気がします。

決闘の最後、あと一歩と追い詰めて、アビーはエリーにとどめを刺さないわけです。内心ここで殺す理由が煮えたぎっているはずです。しかし妊婦のディーナにも感じることがあったのか、「二度と私の前に現れないで。」とこの場を立ち去ります。Naughty Dog(ノーティードッグ)的にアビーがエリーを殺して終わるシナリオにはするつもりがないらしいです。The Last of Us Part IIはW主人公ですが、真の主人公はやはりエリーのようです。

続きます。

ここまでゲームをプレイするとエリーのパッケージの顔が怖く見えます(震え声)

生き延びたエリーとディーナ。そして新たな命の誕生しかし・・・

エリーが復讐を忘れてディーナと幸せエンドというのはNaughty Dog(ノーティードッグ)は許していません。ジョエルの弟のトミーもアビーに撃たれて殺されたかと思いきや生存しており、エリーの元へ煽りに来ます。「アビーの居場所を見つけた」「俺はこの身体じゃいけない」「お前は俺に復讐すると誓っただろ?」と。エリー自身もジョエルが死んだシーンが脳裏に刻まれ時々トラウマとして発作が起こり悩まされていました。これってPTSDですよね?

PTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)
死の危険に直面した後、その体験の記憶が自分の意志とは関係なくフラッシュバックのように思い出されたり、悪夢に見たりすることが続き、不安や緊張が高まったり、辛さのあまり現実感がなくなったりする状態です。

このエリーに苛まれる原因を取り除くためやっぱりアビーを殺すと決意するようです。ディーナと平和に暮らしてもだめだったみたいです。

虚無|この復讐物語の結末は・・・・

エリーが最後アビーを殺さなかったのは「赦す」「贖罪」ということを理解したから。
回想で、ジョエルがエリーに The Last of Us の最後の真実を告げたことにより不仲になっていたエリーとジョエル。
エリーは、ジョエルがなぜ、世界よりも私の命を優先したのかずっと理解できないままだった。
理解できないけど、理解しそんなことをしたジョエルを許そうとは思っている。という回想シーンが垣間見えました。

そして、アビーとレブの関係を見て、自分とジョエルの関係を思い出し、ここでようやく理解したはず。
なぜジョエルがエリーを生かしたのか?
「復讐」と「贖罪」多くを犠牲にすることでエリーはようやくこの境地に辿り着きました。

逆にアビーはこの「復讐」と「贖罪」を理解していたため、まさにエリーにとってアンチテーゼ的存在です。

まとめ

発売から約1年、心の準備ができてようやくクリアしました。
ゲームをやってこんなにも心の中がかき乱されることってあんまりないですよね?
The Last of Us Part IIにこんなにも感情を揺さぶられるとは思わずびっくりです。
ただ、あまりにもストーリーが残酷すぎて2周、3周するのはキツいなと感じました。

余談

LGBT表現が多い

エリーエロい!って感じですが、ディーナとのLGBT要素はかなり多かったですね。

LGBTとはセクシュアルマイノリティの総称であり、Lはレズビアン(Lesbian)、Gはゲイ(Gay)、Bはバイセクシュアル(Bisexual)、Tはトランスジェンダー(Transgender)の頭文字をとったものです。

妊婦を殺すのはちょっと・・・

いくら知らなかったとはいえ、妊娠していたメルをエリーは殺してしまいます。かなり胸糞が悪くなるシーンでした。さらにそのあと、アビーにディーナが殺されそうになる時なんて、「妊娠してるの!」と命乞いをします。いやいや、エリーさん何を言ってるんやと突っ込まずにはいられません。。。

アイザック

ウルフのボス、アイザックの貫禄というか存在感がすごいな〜と感じました。尋問が趣味なんですかね?ウルフという組織を束ねるだけあってか、マトリックスのモーフィアスに似てるなとも思いました。レブのお姉さんに撃たれて死ぬのは予想外でしたが・・・

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この記事を書いた人

 田舎で暮らす20代/会社員・ブロガー。2016年よりブログを開設。
現在はWordPressを活用しつつ様々なことを発信しています。
 趣味はゲーム、料理、カメラ、ドライブ、映画、アニメ、漫画。
最近は家庭菜園、苔テラリウム、DIYなどを勉強中。
 資格は、調理師免許、第二種電気工事士、危険物乙4、機械保全技能士3級など。休日は子供や猫たちと戯れつつ、マイペースにお役立ち情報など不定期で更新中。

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