はじめに
最近ネットで昔のドラマを見るのに夢中なんだーと職場の人とお話していたら、だったら「まっさん」っていうNHKドラマがめっちゃオススメだよ!と言われたので、半信半疑で帰ってさっそく視聴したのが主なきっかけです。(2014-2015放映ドラマ)
「まっさん」とは?
まっさん…?ってタイトルだけじゃどんなドラマが想像が付きません。
このドラマは、国際結婚もまだ珍しい大正9年(1920年)もない日本で「ウィスキー」を初めて作ることに挑戦した男とその男を支えたスコットランド人の妻「エリー」の愛のある人間ドラマです。まっさんというのは、主人公のあだ名で、妻のエリーが夫の名前を下の名前で呼べず、言いやすい「まっさん!」と呼ぶようになったことから、主人公はずっとエリーからまっさんと呼ばれています。またそれがタイトルにもなっています。
余談
- 大正時代は1912年-1925年。
- 主な日本史として、1914第一次世界大戦、1919ベルサイユ条約、米騒動、1923関東大震災
- 1920巡洋戦艦「榛名」にて榴弾破裂事故。
スコッチウイスキー
今の日本では、居酒屋やBARに「ウィスキー」は必ず置いてありますよね?
ふと、いつからこのウィスキーは日本にあるのだろう…。そんな疑問はこのドラマを見ると解消されます。また、一筋縄ではいかないウィスキー製作にとても驚くと思います。こんな大きな苦労があって日本のウィスキーが誕生したのだと…。
主題歌「麦の唄」中島みゆき
NHKドラマということは、このドラマ朝早くからオンエアされていたことになります。
主題歌を頼まれた中島みゆきさんは、思わず「朝早くから本当に私でいいのですか?」とおしゃっていたそうです。
ちなみに、ウィスキーの原料が「大麦」であるということと関連付けられて、この「麦の唄」が作られたそうです。自分はドラマは知らなくて先に麦の唄をよく聞いていましたが、ドラマを観たらより良い歌だな~と改めて感じるようになりました。
各話エピソード
まず、このドラマ全部で152話もある長編ドラマです。しかし、1話あたり約15分なのでそこまで見るのに時間がかからないと思います。また各週のサブタイトルは日本のことわざとなっているのも特徴の一つで勉強になります。
ネタ;人を呪わば穴二つ→元の木阿弥→地獄の沙汰も金次第
- 鬼の目にも涙
- 災い転じて福となす
- 住めば都
- 破れ鍋に綴じ蓋
- 内助の功
- 情けは人の為ならず
- 触らぬ神に祟りなし
- 絵に描いた餅
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず
- 灯台下暗し
- 子に過ぎたる宝なし
- 冬来たりなば春遠からじ
- 急いては事を仕損じる
- 渡る世間に鬼はない
- 会うは別れの始め
- 人間到る処青山有り
- 負うた子に教えられる
- 遠くて近きは男女の仲
- 万事休す
- 夏は日向を行け 冬は日陰を行け
- 物言えば唇寒し秋の風
- 親思う心にまさる親心
- 待てば海路の日和あり
- 一念岩をも通す
- 人生は冒険旅行
さいごに
自分は「絵に描いた餅」のエピソードまで見終わりました。今のところはお父さんと相撲を取る話しが一番感動しました泣 このままゆっくり最後までU-NEXTで視聴したいと思います。