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eco検定という資格の勉強をしています。

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目次

はじめに

私は今、eco検定という資格の勉強をしています。この資格は自分から取ろうと思ったわけではなく、自分の所属している会社からの指令があったためです。

 

eco検定とは?

ちなみに自分はeco検定なんて資格の存在すら知りませんでした。知名度は低いようです。

というのもeco検定が創設されたのが2006年とかなり最近できた資格のようです。

正式名称は「環境社会検定試験」。現在までに約20数回試験が行われ、合格者は延べ27万人以上いるみたいです。

 

とりあえず公式テキストを約200ページ読みました

一言、eco検定のテキストの内容は非常に面白くないです。

内容的には、人口、食料、貧困、地球温暖化、環境問題を中心としており、学校の教科書でいうところの社会、地理、理科、地学、化学あたりで聞いたことがある話題が一部登場しています。分かりやすい例を挙げると、日本の四大公害病や温室効果ガス、リサイクルのこと、企業のCSR問題、原発などの発電所関連のことも触れられていました。

 

頭に入りづらい用語、語句の多さ問題

自分みたいに環境問題に今ひとつ興味が湧かない人間にとっては、このeco検定の勉強はかなり苦行ですw パリ協定、京都議定書、地球サミット、アジェンダ21、カーボンオフセット、モーダルシフト、リオ宣言、、、知らない用語、条約ばかりで頭が痛くなります。さらに拍車をかけるように、ISOシリーズ、PRTR制度、UNDP、UNEPなど英単語用語の短縮形もかなり出てきます。まじ、、PDCAとかco2,h2oくらいしか馴染みがねーよ!という。

 

合格までの勉強時間は?

合格した人の話しを聞くと、一夜漬けって人もいれば、毎日通勤の電車の中だけって人もいて様々です。講師の方から直接聞いたところによると、テキスト1ページは0.5点。応用問題はない。テキストを熟読すれば解ける問題ばかり、過去問とテキストを一ヶ月かけて解き続けていけば受かりますよーと言われました。他のネット記事を見ると第3章がよく出ると言われていますが、それは正しいようです。しかし、テキスト全体から出題されるため山を張るのは良くないですよと言われました。

 

勉強のモチベーションを上げる心構えの話し

といってもやる気が上がらないわけでして、、、

環境の勉強って、個人の目線からみると、家庭ゴミの処理や節電などでイマイチ実感が湧かないというか、そこまで本気で取り組もう!って思わないと思います。しかし、企業目線からすると、環境への取り組みというのはかなり重要になってきます。分かりやすいのが、東洋経済が毎年発表している企業のCSRランキングだと思われます。上位の企業になればなるほどかなり環境へ配慮しているかと。リサイクルやら食材ロスやら営業時間短縮など色々ありますね。

 

ESG投資という新しい投資について

ここで少し真面目なお話し、

(講師の方のお話しを自分なりに要約してみました。一部間違いなどがあるかもしれないです)

企業が環境へ力を入れる理由、、、実はこれちゃんとした目的があります。

単純なことで企業の目的というのは成長であって、成長するためには資金がいります。

その資金をどこから手に入れるのか?となると、投資家に株式を購入してもらうことです。

そうすることで、企業は業績拡大に向けて様々な新事業に着手することが可能になります。

 

かつては、投資家が株式を買う企業を選ぶ指標として、その企業の売り上げ・利益率を中心に見られていました。しかし、昔リーマンショックやらサブプライムローン問題などで投資家たちは痛手を負いました。このようなリスクを回避するためにも、未来しっかりと投資した分お金が戻ってくる優良な企業をどのように選ぶのか?となったとき、今見られている指標が「環境」「社会」への取り組み度だそうです。

 

例をあげると、CO2排出量の削減、生物保護、社会貢献、女性への差別をしない、など。

一応、2015年の国連にて、2030年までに貧困を撲滅し持続可能な開発を実現するための重要な指針が決定されたようです。(2030アジェンダ)

また企業への情報開示度、不祥事の有無など。

最近のニュースで言うと、日産のゴーンさんが逮捕されたがために日産株価は大きく下落しました。とよくニュースでみかけますよね。まさにそれです。

 

このような、企業の環境への取り組みも評価した投資を、

ESC投資(environment social governance)と言います。

 

ナッジについて

eco検定のテキスト内にてひとつだけ、これはすごい面白いな!と思った用語があったので紹介します。「ナッジ」です。これは行動経済学に出てくる経済用語です。自分は一応経済学部出身なのですが、ナッジに関する話しは聞かなかったです。nudgeとは「ひじで軽く突く」という意味の英単語です。強制するのではなく、人々を自発的に望ましい方向に誘導する仕掛けや手法のことだそうです。

 

ナッジ理論で一番有名なのは、男子小便器にハエのシールを貼った話しではないでしょうか?当時小学生だったときにニュースで見たのをよく覚えています。それがナッジ理論という考えに基づいていたのは知ったばかりですがw またポケモンGOを使って人々を歩かせそれを健康促進に繋げるというのもナッジ理論が関係しているようです。

 

お家の家電製品でも使われているようで、例えば電子レンジが止まっときの音、IHの電源入れっぱなしで発生する警告音、エレベーターのブザーなど、調べるとたくさんナッジ理論に関することが出てきて楽しいです。

 

さいごに

自分は今年の7月に受験予定なので、頑張って一発で合格するため勉強を頑張りたいと思います!

 

 

改訂7版 環境社会検定試験eco検定公式テキスト

改訂7版 環境社会検定試験eco検定公式テキスト

 

 

2019年版 環境社会検定試験eco検定公式過去・摸擬問題集

 

 

 

 

AmaGettiプラグイン

amagetti filename="echo_tablet_sc11-15.php"

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