男の一人暮らしに関して、よく「RoomClip」でお洒落なお部屋を参考にさせてもらっているのですが、ホームシアタースピーカーがあるのはかっこいい!と思い、念願の5.1chホームシアタースピーカーを八畳の部屋に導入しました!AV機器の知識は乏しいのですが、スピーカーを買うまでの経緯と買ったスピーカーの感想を詳しく書いていきたいと思います。ホームシアターを買おうかどうか悩んでいる人に参考になれば幸いです。
RoomClipより
そもそも5.1chとは?
2.1ch~5.1ch~7.1ch…とスピーカーには多くの種類があります。スピーカーが5.1chという状態は簡単に説明すると、テレビまたはモニターの前にスピーカーが3つと、自分の後ろにスピーカーが2つ、さらにサブウーファーと呼ばれる重音のみ鳴るスピーカーが1つある状態を5.1chサラウンドスピーカーと呼びます。
自分が買ったホームシアターセットは、ONKYOの入門用と呼ばれる「Base−V60シネマパッケージ」(2016.10発売)
スピーカー知識は皆無に等しいので「ホームシアタースピーカー おすすめ」とGoogle検索し、ホームシアタースピーカーのランキングを確認。調べて驚いたのが、最近のスピーカーはバータイプのコンパクトなスピーカーが主流であるということ。これは予想外でした。どれを買おうか迷った結果、最終的に「ONKYO シネマパッケージ 2.1ch」を選びました。
ホームシアタースピーカーを買う前に考えた要因
①メーカー
②スピーカーのサイズ
③騒音問題
①メーカー
SONY、ONKYO、KENWOOD、YAMAHA…調べればスピーカーを販売しているメーカーはたくさん出てきます。スピーカー知識ほぼ0の私はどこのメーカーにするかとても悩みました。当初はps4と合わせてスピーカーもSONY製にしようかと考えていました。
②スピーカーのサイズ
ミニコンポサイズ(ブックシェルフ型)、床に置く(フロア型)タワー型(トールボーイ型)サイズは色々あります。自分の部屋は8畳しかないため、狭い部屋に圧迫感を与えるフロア型やタワー型スピーカーは諦めました。小さめでコンパクトなスピーカーを探していました。
③騒音問題
住まい形態がここでかなり重要になってきます。一軒家であれば特に気にする事はないかもしれませんが、賃貸でアパートやマンションを借りている人は要注意です。せっかく買ったのに騒音問題になりえる場合があります。ちなみに我が家は賃貸で借りているSRC建築のマンションです。木造に比べればマシですが物凄い爆音もしくは重低音が響くスピーカーの導入は騒音問題が危惧されます。
ONKYO シネマパッケージBASE-V60と出会う
スピーカーに購入に関して、さすがのネットの情報だけでは購入する決めてに欠けるので、秋葉原のヨドバシカメラのAV機器コーナーに足を運びました。実際にスピーカーの音を色々体験しつつ、私がホームシアタースピーカーを購入する上で考えていた上記の要因とマッチするONKYOのホームシアターセットに遭遇しました。
こちらのセットは、アンプと左右のスピーカーがセットになっており、これを買うだけで2.1chのホームシアタースピーカーを導入出来るという代物。
ONKYO BASE-V60のオススメのポイント
購入前に、Amazonの購入者レビューと価格comの購入者レビューを約50〜100件ほど参照しました。利点をまとめると、
①低価格で2.1ch環境が実現
元値は約8万ほどする代物ですが、現在は家電量販店などで約4万程度で購入することが可能です。Amazonでは約3万円とかなり安く買えます。
②コンパクトだが音質は満足のレベル
私のようにお部屋が8畳程度でも余裕を持って収まる大きさです。また、購入前ヨドバシカメラにて実際に視聴してみたのですが、素人ながらテレビのスピーカーと比較して明らかに良い音がなっていると実感出来ました。
何のために5.1chスピーカーを導入するのか?
①映画とゲームをより楽しむ!
②お洒落なインテリアアイテムとして
①映画とゲームをより楽しむ!
私は映画を観るのが好きです。テレビのスピーカーで映画を観るのとホームシアタースピーカーで観るのとでは映画の印象がかなり変わります。今まで気にしてなかったシーンで驚いたりすることが本当によくあります。まさにミニ映画館です。ゲームも同様で、最近のps4ソフト、任天堂Switchは5.1chに対応しているゲームが多く、個人としては5.1chを導入することは一石二鳥以上の価値です。
ちなみに、Netflixに加入しているのですが、Netflixの洋画はよく見たらほぼ全て5.1chに対応していることに気が付きました。ただ、残念ながら邦画は5.1に対応している作品はかなり少ないです。
②お洒落なインテリアとして
男の一人暮らしに関して当初は他の人のオシャレな部屋を真似したく、RoomClipというアプリでかっこいい部屋をよく調べていたのですが、やはり大画面のテレビがありホームシアタースピーカーがあってさらにソファーがあるという部屋は憧れでした。小さな夢が叶って嬉しい限りです。
購入の際に気を付けたいこと
①箱がめちゃくちゃデカい
私はヨドバシカメラでVASE-60を視聴したあとすぐホームシアタースピーカーを導入・組み立てをしたいと思い、その場で購入し持って帰ることにしたのですが、、、如何せん、箱がめちゃくちゃでかい。いち早く音を体感したくて気合いで電車を経由してなんとか自宅まで運びましたが、普通に宅配便で送ってもらえば良かったと心底後悔しました。
②サブウーファーの重低音が弱い
サブウーファーの役割は、地鳴りのような重低音を出すことであると思うのですが、思っていたよりも響かないです。うちのような賃貸マンションで使用するならばこれぐらいが丁度良いかと納得出来ますが、、、サブウーファーに関してはレビューでも指摘されていました。より音を気にする人はサブウーファーを別の製品に買い換えているみたいです。
③5.1chを目指すならスピーカースタンドの購入も必要
5.1ch、つまり自分の背後にスピーカーを置くためスピーカースタンドが必要になってきます。流石にスピーカーを床に直置きしたくないので。家の作りによっては、壁に簡易棚を取り付けてそこに背後スピーカーを置くパターンをよく見かけます。
④LIVE音楽の視聴は不向き
こちらも購入者レビューで指摘されていたのですが、アーティストのLIVE動画はVASE-60だと完全には発揮されないかと。試しにONE OK ROCKやMan With A MissionのLIVE BDを再生してましたが、やはりサブウーファーが弱いのもあってか、明らかに音が足りないように感じました。
⑤賃貸マンションだと深夜は使えない
隣の人にどれほど音が響いているのか分からないのですが、うちのマンションは深夜の音楽の音量に対する警告張り紙が掲示してあるほどです。なので仕事終わりの深夜ホームシアターで映画を楽しむというのは厳しい…
⑥PS4でBD映画を再生する際、ビットストリームに設定変更が必要。
これは秋葉原のヨドバシカメラの店員さんに教えて貰いました。初期設定のままBDを再生すると、音声フォーマットが「linearPCM」になっており、ドルビーtrueHDやDTS−HD master audioで聴けないということ。「ビットストリーム」はPS4本体の設定から変更可能です。
ホームシアター5.1chを実感出来た映画紹介
レディープレイヤーワン(2018)
第1の試練のレースゲームから凄いです。爆発音もかなり迫力があり、普段あまり鳴らないサブウーファーの存在をかなり感じました。
RAMPAGE(2018)
見た人なら分かると思いますが、後半のゴリラなどの巨大生物たちが都市を破壊していくシーンは轟音とともに疾走感があり音がきちんと伴っていて見ていてとても楽しいです。
君の名は(2016)
映画館では3回観ました。さすがに自宅のホームシアターで映画館の迫力を超えることは出来ませんが、それでもアニメ映画にしては珍しく5.1ch対応しており、彗星が落ちてくるシーンがダントツで音が凄かったです。
キングオブエジプト(2016)
ヨドバシカメラのホームシアターの視聴コーナーで流れていたのを目にし家でも視聴したのですが、これも主人公がトラップに挑むシーンなどは迫力ありました。ただ、ストーリーはやや微妙。
ストレンジャーシングス(2016)
Netflix限定の海外ドラマ。SFホラーというだけあって不気味なシーンや怖いシーンは音だけでビビります。
ガールズ&パンツァー劇場版(2015)
ガルパンの劇場版は3回ほど観に行きました。さすがに映画館の爆音上映には到底敵わないのですが、それでも戦車の迫力は伝わってきます。ホームシアターセットでガルパンを鑑賞するのはかなり楽しいです。
死霊館(2013)
バスシーバ(首を吊って死んだ魔女)がローレン夫妻の娘をアナベル人形とともに襲うシーンで、ドアを叩きまくるシーンがあるのですが、5.1chで聴いたらすごい迫力でめっちゃ怖かったです。
他のスピーカー候補
Bluetooth無線接続ホームシアターオーディオ
メーカーはSONYなど。配線に困らずコンパクトでスッキリしていますが、問題点は、Bluetooth接続が途切れるというレビューを見かけたこと。自分が昔購入したXKシリーズのKENWOODのミニコンポでよくiPhoneの曲をBluetooth接続して聴いていたのですが、かなりの頻度で途切れました。また自宅で使用しているAmazon Alexaでさえよく途切れます。映画やゲームをしているとき、肝心なシーンで音が途切れてたりした場合のことを考えると買いたくないと思ってしまいました。やはり長時間の使用を考慮すると有線スピーカーが一番安心かと思いました。
バータイプのサウンドスピーカー
低コストでテレビの音質を上げるという意味ではありかもしれません。現在の売れ筋ランキングでも上位を示しています。しかし、やはりスピーカーの大きさが細くてコンパクトな分、5.1chには負けます。ヨドバシカメラで視聴したときも明らかに5.1chの方が強いと感じました。ただ、バータイプのオーディオは年々進化しているようで、最近のだとサブウーファー付きのオーディオスピーカーも販売されているようで一概にダメとは言えなくなってきた印象です。
もし今後買い換えるとしたら、、、?
オーディオビジュアルアワードにて受賞されている商品を参考にして買い替えを検討したいです。
自分が購入した「ONKYO2.1シネマパッケージ」は2019年オーディオビジュアルアワードにて金賞を獲得していました。
今の仕事の収入と住宅が変わらないようであれば、さらにスピーカーを買い足して7.1chにするとかもありなのかと模索中です。
その他これが欲しいとまでは知識不足で断言できないのですが、10万〜50万〜100万円台と幅広くオーディオスピーカーはあるようで、それらのスピーカーからどんな音が鳴るのかを想像しただけで夢が膨らみます。
以上です。つたない文章でしたが長々とありがとうございました。