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死にかけた経験について

 おそらく、誰しも人生で1度くらいは「死ぬかも」みたいな経験をしたことがあるんじゃないかと思う。

 

 おれは、小学校5年生のときに車に轢かれそうになったことをよく覚えているんだよね。学校が終わった後、よく都内の親父が経営するお店まで自転車で遊びにいっていたんだけど、ある日いつもの大きい交差点で信号待ちしていたときのこと、いつもならちゃんとブレーキして赤信号は守るし、例え青でも左右確認してから渡る。だけどその日に限ってはなぜかいつもと違った。

 

 今でもよく覚えているのだけれど、信号待ちしているときに、頭が真っ白になったというか、心の中が”無”の状態にでもなったというべきか、ほんと心ここにあらずといった状態になってしまって、信号がもろ赤なのにもかかわらず、自分はゆっくりと道路を前進した。片側車線を半分ほどはみ出したところで、遠くから車のクラクションが鳴り響いて我に帰ったおれはすぐに自転車ごとバックして事なきを得た。近くにいた周りの人達も、「あの子供は何をやっているんだ??」っていう目でこっちを見てきたけど、自分でもなんで「すぅ~~~」と前に進んでしまったのかわからない…。運が悪かったらほんとうに死んでいたかも。

 

 その出来事以降、道路は細心の注意をして渡るようになったし、轢かれそうになった経験もない。でも、たまに思うけどもしかしたら地縛霊とか、そういう霊的な要因ももしかしたら何かあったんじゃ…とかも少し考えてしまう。霊感はほぼないからなんとも言えないが、自分の住まいの周辺は、住んでる人も多いし大きい道路も多い。よく道路を歩いていると、お花とお供え物が置いてある光景ってのは珍しくなかったりする。そういう変化にも気が付くことって意外と大事だと個人的にはおもうよ。

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